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小田原漁港 漁港内食堂

久々に天気が良かった土曜日。相方が、「週末釣りに行かない。花が咲いているところへ行きたい。」とか言い出した。
そうはいっても、7月に入って気温も上がってきたし、もう花よりは緑の時期。一応、花の咲いてそうな植物園をピックアップして、ついでにその周辺のご飯屋さんも調査して、いざ出発。

小田原のフラワーガーデンをめざします。が、まずは、腹ごしらえです。
西湘バイパスで早川まで行き、小田原魚港に立ち寄ってみました。時間はちょうど12時、漁港の無料駐車場はほぼ満車。何とか1台あいていた場所を見つけ滑り込みました。

駐車場がこの状態では、お店も混んでいるかも・・・。
ちょっとくらいなら並ぶ覚悟で、漁港の2階にある食堂へ向かました。
と、ラッキーなことに行列もなく、店内も席が空いています。定番メニューのほかに限定品もたくさんあるようで、黒板におすすめメニューや手書きの紙メニューも下がっています。
メニュー選びに悩むお客さんで食券の自販機前は少々混みあいましたが、購入した食券をカウンターで渡し、番号札をもらって、比較的すんなり席に座ることができました。
私は「小田原定食 ¥1250」相方は「限定海鮮丼 ¥1850」です。
小田原定食は、お刺身3種・鯵1匹の刺身・南蛮漬け・フライです。
お刺身は、タイ・イナダ・イカ(+イクラ)。18cmくらいの鯵が半身2枚のお刺身になっていました。
そして、わざびが「本わさび」でした。なかなかポイント高いですね。香りもよく、刺身の味をうまく引き出していました。
これだけでも、じゅうぶんなおかずです。
南蛮漬けは、普段お魚屋さんでも釣りでも、まず見ないと思う5cmほどの豆豆鯵。小さいので1匹そのまま頭からパクリ。
フライは、大きさといい皮の模様といいゴマサバっぽかったです。アジフライでなかったのは残念。
でも、サバ特融の臭さみはなく、腹身だったからかもしれませんが、この時期にしては脂がのっていておいしかったです。
味噌汁は具が鯵のつみれでした。たっぷりの魚のアラで取ったであろう味噌汁は、魚のエキスが出ていて大変おいしかったです。
このお値段としては、なかなかのお値打ちでした。

限定海鮮丼は、ご飯が見えないくらい刺身が乗ったどんぶりと、イナダのかま焼き。
かま焼きに時間がかかったのか、私の定食より10分くらい遅れて提供されました。
ボリュームたっぷりでしょうゆをかけてもはじくほど脂がのっていて、これだけでおなか一杯になりそう。
刺身はイナダ・イカ(+イクラ)・カツオ・マグロ(中トロ?)・なんだかよくわからない白身・卵・とり貝・甘海老。
マグロ以外は、全部おいしかったそうです。
こちらの味噌汁は、いろんな魚のぶつ切りがほおりこまれたあら汁でした。
鱗や骨がそのままの身も多くて、苦労して食べてました。

滞在時間30分くらいでしたが、私たちが店を出るときには、小田原定食も限定海鮮丼も終了していました。
限定やおすすめ品目当てであれば、早い時間に行かないと終わってしまうようです。
値段だけで見るとそれほど安い感じはなく、観光地価格とも思えましたが、提供された品と品数を見ますと適正かなと思いました。

おまけ情報
その一、お水はおいしくなかったです。お茶もありましたので(暖かいもののみですが)そちらを利用された方がいいかも。
その二、トイレは漁協事務所のトイレです。休日でしたので暗くてちょっと怖かったです。清潔ではありましたが、古かったです。

2015年7月11日来訪

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