そば武藏屋

20161105_09秩父に来たらお昼はお蕎麦と決めていました。しかし、現在の時間は15時・・ちょっと遊びすぎちゃいました。お昼には遅く、夜営業には早いという、半端な時間です。
前回来た時に、名物「クルミそば」を食べ損ねていたので、「クルミそば」を食べられるお店をいくつかピックアップしていたのですが、ピックアップしたお店はこの時間だとどこも営業終了です。唯一、WEBで営業時間となっていたお店に電話で確認したところ「今日はお客さんが多くて、そばが終わって終了しました」とのこと。
同行人は「そばじゃなくても何でもいいよー」と言ってくれていますが、じゃあファミレスでもいいのかというと「それはちょっと違う」って感じなんですよね。
WEBで検索しながら、とりあえず店が多そうな秩父市街地まで降りてきたものの、街道沿いの蕎麦屋はやはり終了の看板が。
わらじかつの「安田屋」は暖簾が出ていましたがけっこうな行列ができていました。

20161105_1020161105_11もしかしたら、このまま放浪するよりは並んで待ったほうが確実か?いや、もう名物とか諦めてラーメン屋とかでもいいか?何でもいいから開いている飲食店はないか?と、おなかがすきすぎて思考がぐるぐるしてきました。

そうこうしているうちに、車は西武秩父駅の近くまで来ています。そういえば、前回来た「武蔵屋さん」がこのあたりにあったはず。
秩父神社に向かってもらうと、武藏屋に明かりがともり、駐車場に車がたくさん停まっているのがみえました。
地獄に仏、大海の浮木です。

武蔵屋さんは、昼夜連続で営業されているようです。店内はお客さんでにぎわっていましたが、入れ違いで席を立ったグループがあり待たずに座ることができました。ハイキングで下山してきた人が多いみたいですね。
駅からも近く、周囲の飲食店が営業していない時間ということもあるのか、次から次へとお客さんが入ってきます。すぐに待ちの列ができてしまいました。

相方は、てんぷらそば大盛り、私はかやくごはんと舞茸のてんぷらのついたお勧めセットをゴマダレで注文しました。
注文して、しばし待ちました。そういえば、前回はお昼時で20分以上待った覚えがあります。
都内の蕎麦屋だと、注文して5分くらいで出てくるのが当たり前なので、結構待たされる感じはありますね。

15分くらい待って、待望のお蕎麦登場。
相方のてんぷらは揚げたてあつあつ。えび・かぼちゃ・しそ・ししとうで、さくっとカラッと揚がっています。
私の舞茸は少し衣多めで、ふわっと揚がっています。
そばは、細めの幅でそろっっていてこしがあり、のど越しもよいです。前回よりもおいしい気がします。
田舎そば好きの私としては、そばの香りがちょっと弱いのですが、秩父のお蕎麦はこれがスタンダードなようです。
そばつゆは、甘目でした。ゴマダレは、さらさらしていていますがゴマの風味がいいです。

食べていると、店員さんがそばを打ち始めました。
お客さんの入りを見ながら、都度都度打たれているんですね。

食べたかった「くるみそば」ではありませんでしたが、十分満足できるお蕎麦でした。

2016年11月5日

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